通話内容のモニタリング
会話をモニターする場合は、次のいずれかのオプションを使用します。
- 9*<内線番号>をダイヤルする。
- 特定のユーザー内線番号を自動的にモニターするには、モニター対象ユーザーの[設定]画面の[オートモニタリング*]項目にモニターするユーザーの内線番号を設定します。
※1 [他の通話への参加]と[他のユーザーからの参加]項目は、会議通話の制限を設定したり、通話をモニタリングするために使用できます。
※2 テレビ会議通話中に使用できるコマンドについては、「クイックリファレンス」を参照してください。
1. 通話のモニタリング例
次の例では、ユーザーが通話中にスーパーバイザ―が通話に参加したときにそれぞれに何が起こるかを示しています。
- ユーザーAとユーザーBが通話中。
- ユーザーCが、9*<ユーザーAの内線番号>をダイヤルして、スーパーバイザーとして会話に参加します。
- ここで、ユーザーAが通話を保留、または、転送を行ったとします。
- このとき、ユーザーBは保留音を聴き、ユーザーAとユーザーCは同じ音声を聞き、同じ制御権(通話の転送、通話録音など)を持ちます。
※ユーザーAが通話を終了すると、ユーザーCのモニター用のセッションも終了します。
2. オートモニタリング
次の例は、スーパーバイザ―が[オートモニタリング]機能を使用して、監視する通話に自動的に参加したときに、通話中にそれぞれに何が起こるかを示しています。
- ユーザーAの[オートモニタリング*]項目にユーザーCの内線番号を設定します。
- ユーザーBがユーザーA(または、ユーザーAがユーザーB)を呼び出します。
- ユーザーCの電話が鳴ります。
- ユーザーCはユーザーAとユーザーBの会話で話すことができ、ユーザーCはユーザーAと同じ制御権(通話の転送、通話録音など)を持ちます。
3. チューターモード
チューターモードとは通話監督の特別なモードです。スーパーバイザ―がチューターモードで会話に参加すると、監督されているユーザー側でのみスーパーバイザーの音声を聞くことができます。また、監督者は会話に参加しているすべてのユーザーの音声を聞くことができます。
チューターモードを使用するには、2つの方法があります。
- 99*<ユーザーの内線番号>をダイヤルする。
- 特定のユーザーに対して、自動的にチューターモードで監督する場合は、監督される側のユーザーの[オートモニタリング*]項目に、”~~<スーパーバイザーの内線番号>”、または、”<スーパーバイザーの内線番号>{tutor}”のように、内線番号の前に2つのチルダを入力するか、内線番号の後に{tutor}を設定します。(例:1000{tutor})