SIPp : インストール方法
UAC、UASのシミュレーターとして、オープンソーステストツールのSIPpは非常に有用です。ここでは簡単にそのインストール方法と設定方法を紹介します。
SIPp インストール方法:
1. 事前準備 Make ツールのインストール(CentOS)
SIPpをmakeするために必要なツールをインストールします。以下yumコマンドを利用した場合の手順を記載します。
# yum install gcc # yum install gcc-c++ # yum install autoconf # yum install automake # yum install make # yum install ncurses-devel
2. SIPpのダウンロード
こちら(https://github.com/SIPp/sipp/releases)から最新版をダウンロードしてください。
以下はSIPp 3.5.1でのインストール例です。
3. ダウンロードしたSIPpを展開
# tar -xvzf sipp-3.5.1.tar.gz
例として、今回は/sipp-3.5.1 というディレクトリに展開します。
4. Make
WAVファイルまたはPCAPファイルをRTPパケットで送信したい場合は以下のようにオプションを付けてMakeします。
# cd /sipp-3.5.1 # ./configure –with-rtpstream –with-pcap # make
※以上でインストールは完了です。
SIPpの設定および使用例につきましてはこちらをご参照ください。
関連リンク:
SIPp : uac.xml, uas.xml ファイル記述例
SIPp公式サイト:http://sipp.sourceforge.net/doc/reference.html