2. Auto Syncの設定
Auto Sync機能によって、プライマリBrekeke SIP Serverの各設定内容 (ユーザー情報、プロビジョニング情報、Phonebook、ダイヤルプラン) をセカンダリBrekeke SIP Serverへ同期することができます。
注意:
– Auto Sync 機能はバージョン3.2.* 以降で使用することができます。
– 冗長化機能はバージョン 3.9.1でより強化され、また設定が簡素化されました。Brekeke SIP Server ver 3.9.1以降の使用を強く推奨します。
– マルチマスタ Auto Sync機能はバージョン 3.9.1以降で使用することができます。
1. プライマリサーバーのセットアップ
プライマリサーバーの[Redundancy]>[Auto Sync]>[Primary Server Settings]において、以下のように設定。
Remote IP Address Filter: Secondary IP patterns regular expression,
例. IPアドレスが192.168で始まるリモートサーバからの接続を許可する場合
^192\.168.*$
設定を保存します。
2. セカンダリサーバーのセットアップ
セカンダリサーバーの[Redundancy]>[Auto Sync]>[Secondary Server Settings]において、以下のように設定。
URL of Primary Server URL 1:http://PRIMARY_IP_ADDRESS:port/sip
Windowの場合,デフォルトポートは: 18080です。(例: http://192.168.200.10:18080/sip)
Linuxの場合, デフォルトポートは: 8080です。(例: http://192.168.200.10:8080/sip)
もしセカンダリーサーバーが他のマスターサーバーからの情報も得る必要がある場合(マルチマスター構成の場合)、”URL of Primary Server URL 2″のフィールドを利用して同様に2台目のマスターサーバーのアドレスを入力します。
URL of Primary Server URL 2:http://OTHER_PRIMARY_IP_ADDRESS:port/sip
設定を保存します。
設定を反映させるため、セカンダリBrekeke SIP Serverをリスタートします。
以上で設定は完了です。
Brekeke SIP Server Auto Sync機能を停止する場合
- Auto Sync設定をセカンダリBrekeke SIP Serverから外します。
設定を保存後、セカンダリサーバーマシンをリスタートします。 - Auto Sync設定をプライマリBrekeke SIP Serverから外し、設定を保存します。
プライマリBrekeke SIP Serverは更新情報のセカンダリサーバーへの送信を停止します。