Brekeke PBX Wiki

オプション

システム管理者のみが使用できる[オプション]メニューの設定を以下に説明します。

 

設定
一般
項目名 デフォルト値 説明
ドメイン
(ホスト:ポート)
Brekeke PBXが持つドメインとポート。
BrekekePhoneを使用する場合は設定が必要となります。
言語 English Brekeke PBXのデフォルト言語。
PBX設定
項目名 デフォルト値 説明
コールピックアップ
プリフィックス
* 通話をピックアップする際のプリフィックス。
ポート番号 5052 Brekeke PBXが使用するポート番号。
ポートの競合を避けるために必要に応じて変更します。
同時通話数 ライセンスに依存 Brekeke PBXが処理できる同時セッションの最大数(変更不可)。
端末数 ライセンスに依存 Brekeke PBXが処理できるSIP UAの最大数(変更不可)。
RTP最小ポート番号 30000 RTPプロトコルが音声データを送信するために使用する最小ポート番号。必要に応じて設定を調整します。
RTP最大ポート番号 49999 RTPプロトコルが音声データを送信するために使用する最大ポート番号。必要に応じて設定を調整します。
RTPリレー オン
  • オン:RTPはBrekeke PBXによって処理(リレー)されます。
  • オフ:RTPはBrekeke PBXでは処理(リレー)されません。

(ユーザーの端末タイプ、または、ARSルートで異なるRTPリレー設定が指定されていない限り、本設定がデフォルトとして適用されます。)

SRTP オフ
  • オフ:ユーザーに設定された端末タイプ、または、ARSルートの[SRTP]で異なるSRTP設定が指定されていない限り、本設定が適用されます。
  • 使用可:[RTPリレー]をオンにする必要があります。Brekeke PBXで処理する通話のうち、SRTPに対応している通話についてSRTPを有効にします。
  • 必須:[RTPリレー]をオンにする必要があります。Brekeke PBXで処理するすべての通話に対して、SRTPの使用を必須にします。
映像 オフ
  • オン:Brekeke PBXで処理するすべての通話にビデオを有効にする。
  • オフ:ユーザーに設定された端末タイプ、または、ARSルートの[ビデオ]で異なるビデオ設定が指定されていない限り、本設定が適用されます。
Codec優先順位 G.711 u-law(PCMU)がデフォルトで使用されます。複数のペイロードを指定する場合は、カンマ(,)で区切ります。
Brekeke PBXでは、次のペイロードタイプを使用できます。

  • 0:G.711 u-law
  • 8:G.711 A-law
  • 18:G.729
  • 98:iLBC

ユーザーに設定された端末タイプ、または、ARSルートの[Codec優先順位]が指定されていない場合は、本設定が適用されます。

相手のCodecを優先 いいえ リモートのSIP UAで推奨されるコーデック設定を使用するかどうかを指定します。ユーザーに設定された端末タイプ、または、ARSルートの[相手のCodecを優先]が指定されていない場合は、本設定が適用されます。
同時録音セッション数 10 通話録音を伴う同時セッションの最大数。
ユーザーの氏名をディスプレイネームにする はい ユーザー名を表示名として使用します。
Ringingタイムアウト
(ミリ秒)
240000 呼び出しが開始された後、相手からの応答を待つ時間。
Talkingタイムアウト
(ミリ秒)
259200000 最後のSIPパケットが受信されてからの経過時間によって測定された、通話中に通話が持続できる最大時間。”0″は無限を意味します。
最大ホップ数 20 通話が通過できるSIPサーバー、または、Brekeke PBXの最大数(ホップ数)。
コールログ保存日数 90 通話履歴を保持する日数。
セッションタイマー
(秒, 0=オフ)
0 SIPセッションがまだアクティブかどうかをUA、および、SIPサーバーが判断できるようにする間隔。
セッション
キープアライブ(秒)
600 RTPリレーがオフに設定されている、かつ、セッションタイマーが使用されていないときに、通話中にキープアライブパケットをUAに送信する間隔。
RTPセッション
タイムアウト(ミリ秒)
30000 RTPパケットを待つBrekeke PBXのタイムアウト値。
100rel オフ 信頼性の高い暫定応答(1xxシリーズ)を使用する(オン)、または、使用しない(オフ)を選択します。
RFC2833 off RFC2833設定を使用する(オン)、または、使用しない(オフ)を選択します。
ウェブサービス
クライアントアドレス
^127\.0\.0\.1$ Webサービスのセキュリティ設定。
Brekeke PALとBrekeke Web Serviceで使用されます。PAL、および、Webサービスの使用を許可するクライアントのIPアドレスパターンを正規表現で設定します。
3pcc
クライアントアドレス
^127\.0\.0\.1$ サードパーティー通話制御(3pcc)サービスのセキュリティ設定。
3pccサービスを使用を許可するクライアントのIPアドレスパターンを正規表現で設定します。
Java VMパラメータ Java VMへ渡すパラメーター。
メディアサーバ設定
項目名 デフォルト値 説明
ポート番号 5056 メディアサーバーが使用するポート番号。
ポートの競合を避けるために必要に応じて変更します。
同時通話数 ライセンスに依存 メディアサーバーが処理できる同時セッションの最大数。
Codec優先順位 G.711 u-law(PCMU)がデフォルトで使用されます。複数のペイロードを指定する場合は、カンマ(,)で区切ります。
PBX設定の[Codec優先順位]の説明も参照してください。
相手のCodecを優先 エンドポイント側のリモートコーデックの使用を有効にする(はい)、または、無効にする(いいえ)を選択します。
メッセージ数 50 各ユーザーの留守番電話に保存される留守番電話メッセージと通話録音ファイルの最大合計数。
メッセージ録音時間
(秒)
600 留守番電話メッセージの最大録音時間。ユーザー設定の[メッセージ録音時間]が空白の場合、本設定が適用されます。
未保存メッセージの
保存日数
30 各ユーザーの留守番電話にある未保存のメッセージが自動的に削除されるまでの日数。
通話録音時間(秒) 3600 各通話の最大録音時間。
通話録音をメッセージ
ボックスに入れる
いいえ
  • はい:ユーザーの留守番電話に通話録音ファイルを保存します。
  • いいえ:通話録音ファイルをユーザーの留守番電話に保存せず、コールログに表示します。
通話録音ファイルの
保存日数
30 通話録音ファイルが自動的に削除されるまでの日数。
本設定は、[通話録音をメッセージボックスに入れる]が”いいえ”に設定されている場合に有効になります。
通話録音ファイルの
メール送信
No
通話録音ファイル
フォーマット
u-law
  • u-law:モノラルで録音。
  • pcm16(stereo):ステレオで録音。
RTP最小ポート番号 50000 RTPプロトコルが音声データを送信するために使用する最小ポート番号。必要に応じて設定を調整します。
RTP最大ポート番号 59999 RTPプロトコルが音声データを送信するために使用する最大ポート番号。必要に応じて設定を調整します。
Ringingタイムアウト
(ミリ秒)
240000 呼び出しが開始された後、相手からの応答を待つ時間。
Talkingタイムアウト
(ミリ秒)
259200000 最後のSIPパケットが受信されてからの経過時間によって測定された、通話中に通話が持続できる最大時間。”0″は無限を意味します。
RTPセッション
タイムアウト(ミリ秒)
60000 RTPパケットを待つタイムアウト値。
Java VMパラメータ Java VMへ渡すパラメーター。
メールアカウント設定
項目名 デフォルト値 説明
Eメールタイトル voicemail({user}) : from {from-number} 電子メール通知の件名。
次の変数を使用できます。

  • {from}:留守番電話メッセージを残したSIP URI。
  • {to}:留守番電話のSIP URI。
  • {from-number}:{from}の番号。
  • {to-number}:{to}の番号。
  • {user}:留守番電話メッセージが残されたユーザー。
  • {time}:メッセージが録音された時刻。
  • {recording-length}:記録されたメッセージの時間(秒)。
Eメール本文 From:{from-number}
User:{user}
Time:{time}
Recording length (sec):{recording-length}
電子メールの本文。
ここで使用できる変数は、[Eメールタイトル]と同じです。

 

PAL設定
項目名 デフォルト値 説明
REGISTER通知 有効 ユーザーの電話機がレジスタ―されたときに、Brekeke PAL、または、Brekeke PAL WebSocketアプリケーションに通知を送信するかどうかを指定します。
PAL WebSocket Yes
  • Yes:PAL WebSocketは有効。
  • No:PAL WebSocketは無効。
WebSocketクライアントアドレス Brekeke PAL WebSocketの使用を許可するWebSocketクライアントのIPアドレスパターンを正規表現で設定します。

 


ユーザーアクセス設定

ユーザーが一般ユーザーアカウント、または、管理者アカウントでBrekeke PBX管理ツールにログインしたときに表示/編集可能な機能とメニューを制限します。
[ユーザークラスオプション]については、ユーザーが設定で選択可能なクラスの選択肢を設定します。(選択肢の数については制限はありません。)

 


端末タイプ
項目名 デフォルト値 説明
タイプ名 Type 1
Type 2
Type 3
Web Phone
ユーザーの[端末設定] > [タイプ]において、ユーザーが選択できるデフォルトの端末タイプ。
各ユーザーにおける端末タイプのデフォルト設定は、[Type 1]です。
説明 端末タイプの説明。
WebRTC いいえ 「はい」に設定すると、Brekeke PBXはこの端末タイプが割り当てられた電話機を持つWebRTCクライアントにWetRTC接続を提供します。
RTPリレー デフォルト
  • デフォルト:この端末タイプが割り当てられたユーザーの電話機は、[オプション]メニュー内での[RTPリレー]設定が適用されます。
  • オン:この端末タイプが割り当てられたユーザーの電話機のRTPはBrekeke PBXによって処理(リレー)されます。
  • オフ:この端末タイプが割り当てられたユーザーの電話機のRTPはBrekeke PBXでは処理(リレー)されません。
SRTP デフォルト
  • デフォルト:この端末タイプが割り当てられたユーザーの電話機は、[オプション]メニュー内での[SRTP]設定が適用されます。
  • オフ:この端末タイプが割り当てられたユーザーの電話機での通話に対して、Brekeke PBXはSRTPを有効にしません。
  • 使用可:[RTPリレー]をオンにする必要があります。この端末タイプが割り当てられたユーザーの電話機は、RTPとSRTPの両方の通話を行うことができます。
  • 必須:[RTPリレー]をオンにする必要があります。この端末タイプが割り当てられたユーザーの電話機での通話に対して、Brekeke PBXはSRTPを有効にします(SRTPによる通話のみを行います)。
映像 デフォルト
  • デフォルト:この端末タイプが割り当てられたユーザーの電話機は、[オプション]メニュー内での[映像]設定が適用されます。
  • オン:この端末タイプが割り当てられたユーザーの電話機は、ビデオ通話が有効になります。
  • オフ:この端末タイプが割り当てられたユーザーの電話機は、ビデオ通話が無効になります。
Codec優先順位 デフォルト設定では、[オプション]メニュー内での[Codec優先順位]設定が適用されます。
端末タイプの設定が[オプション]メニュー内での設定と異なる場合、Brekeke PBXはユーザーの電話機に割り当てられた端末タイプ内の[Codec優先順位]設定を適用します。
相手のCodecを優先 デフォルト
  • デフォルト:この端末タイプが割り当てられたユーザーの電話機は、[オプション]メニュー内での[相手のCodecを優先]設定が適用されます。
  • はい:この端末タイプが割り当てられたユーザーの電話機での通話に対して、ユーザーの電話機で推奨されるコーデック設定を優先して使用します。
  • いいえ:この端末タイプが割り当てられたユーザーの電話機での通話に対して、Brekeke PBXのコーデック設定を優先します。
ダイヤルコマンド 有効
  • 有効:この端末タイプが割り当てられたユーザーの電話機は、#9、#8などのBrekeke PBXキーパットコマンドを使用できます。
  • 無効:この端末タイプが割り当てられたユーザーの電話機は、Brekeke PBXキーパットコマンドを使用できません。
MWI(SUBSCRIBE無し) off
  • off:この端末タイプが割り当てられたユーザーの電話機は、MWIのためのSUBSCRIBEを送信できます。
  • on:この端末タイプが割り当てられたユーザーの電話機は、MWIのためのSUBSCRIBEを送信できません。
ディスプレイネームでのタグ表示 オフ
  • 置き換える:タグ機能が有効になります。タグの値は、この端末タイプが割り当てられたユーザーの電話機の「From」ヘッダーとして表示されます。
  • プレフィックスとして追加:タグ機能が有効になります。タグの値は、この端末タイプが割り当てられたユーザーの電話機の「From」ヘッダーの追加プレフィックスとして表示されます。
  • タグ機能が有効になります。タグの値は、この端末タイプが割り当てられたユーザーの電話機の「From」ヘッダーとして表示されます。
相手IDを更新 オフ 「re-INVITE」に設定されている場合、相手ID(remote-party ID)はre-INVITE要求で更新されます。
スタンドアロン・ビデオ・クライアント オフ 「オン」に設定されている場合、(音声とは別セッションの)ビデオクライアントを使用することができます。
電話帳をディスプレイネームに使用 はい 「はい」に設定されている場合、電話帳に発信者が登録されていると、電話帳に登録されている名前をディスプレイネームとして表示します。
プロパティ― Brekeke PBX管理ツールにおいて、明示的に設定を項目を持たないその他のプロパティ―を設定できます。

 


アドバンスド

[アドバンスド]画面では、Brekeke PBX管理ツールで明示的に設定項目が提供されていないプロパティーを設定できます。ここで設定できるプロパティーの種類については、他のマニュアルやチュートリアルを参照してください。

 

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