Brekeke PBX Wiki

1. Google Cloud Speech-to-Text API用のライブラリを配置します。
   こちらを解凍したもの一式(拡張子がjarのもの)を以下に配置してください。配置したライブラリの権限は、既存のライブラリと同じにしてください。

   <tomcatインストールディレクトリ>/webapps/pbx/lib

2. [PBX] > [ノート]画面を開き、「stt」というノートを作成し、こちらを解凍してファイルの内容をコピーして保存します。
3. シングルテナント版の場合は、[PBX] > [ノート]画面を開き、新しいノートを作成し、Google Cloudコンソールで発行したサービスアカウントキーを設定して保存します。
   マルチテナント版の場合は、テナントの[ノート]に作成して設定します。
4. シングルテナント版の場合は、[PBX] > [ノート]画面を開き、「stt_setting]」というノートを作成し、以下を設定して保存します。

   # Google Speech-to-Text
   # サービスアカウントキー (ノート)
   stt_g.note_service_key=<サービスアカウントキーのノート名>
   
   # 音声認識バージョン(v1／v1p1beta1／v2、デフォルト:v1)
   stt_g.version=<バージョン>
   
   # 認識ツール(V2のみ)  <プロジェクトID>はGoogleコンソールでプロジェクトの詳細を確認
   stt_g.recognizer=projects/<プロジェクトID>/locations/global/recognizers/_
   
   # 音声認識言語(en-US／ja-JP、デフォルト:ja-JP)
   stt_g.language=<言語名>
   
   # 音声認識モデル(デフォルト:v1,v1p1beta1は"default"、v2は"long")
   # モデル名は以下を参照
   # v1,v1p1beta1, v2
   stt_g.model=<モデル名>
   
   # フレーズセット  <フレーズセット名>はGoogleコンソールで登録したフレーズセット名
   stt_g.phrase_set=projects/<プロジェクトID>/locations/global/phraseSets/<フレーズセット名>

5. マルチテナント版の場合は、[PBX] > [オプション] > [アドバンスド]画面を開き、以下を設定します。

   # Google Speech To Text
   tenant.template.common._config.3100=,Google Speech-to-Text \u8a2d\u5b9a,section,
   tenant.template.common._config.3101=stt_g.note_service_key,\u30b5\u30fc\u30d3\u30b9\u30a2\u30ab\u30a6\u30f3\u30c8\u30ad\u30fc (\u30ce\u30fc\u30c8),text,,GCP\u306e\u30b5\u30fc\u30d3\u30b9\u30a2\u30ab\u30a6\u30f3\u30c8\u30ad\u30fc(\u30ce\u30fc\u30c8)
   tenant.template.common._config.3102=stt_g.version,\u30d0\u30fc\u30b8\u30e7\u30f3,select,option:v1|v1p1beta1|v2;value:v1|v1p1beta1|v2;default:v1,\u97f3\u58f0\u8a8d\u8b58API\u30d0\u30fc\u30b8\u30e7\u30f3
   tenant.template.common._config.3103=stt_g.recognizer,\u8a8d\u8b58\u30c4\u30fc\u30eb,text,projects/<project_id>/locations/global/recognizers/_,\u8a8d\u8b58\u30c4\u30fc\u30eb(V2\u306e\u307f)\nproject\/<\u30d7\u30ed\u30b8\u30a7\u30af\u30c8ID>\/locations\/global\/recognizers\/_
   tenant.template.common._config.3104=stt_g.language,\u8a00\u8a9e,select,option:\u82f1\u8a9e(\u30a2\u30e1\u30ea\u30ab)|\u65e5\u672c\u8a9e;value:en-US|ja-JP;default:ja-JP,\u97f3\u58f0\u8a8d\u8b58\u8a00\u8a9e
   tenant.template.common._config.3105=stt_g.model,\u30e2\u30c7\u30eb,text,,\u97f3\u58f0\u8a8d\u8b58\u30e2\u30c7\u30eb\n[v1] [v1p1beta1]\nhttps:\/\/cloud.google.com\/speech-to-text\/docs\/transcription-model?hl=ja\n[v2]\nhttps:\/\/cloud.google.com\/speech-to-text\/v2\/docs\/transcription-model?hl=ja\n
   tenant.template.common._config.3106=stt_g.phrase_set,\u30d5\u30ec\u30fc\u30ba\u30bb\u30c3\u30c8,text,,\u30d5\u30ec\u30fc\u30ba\u30bb\u30c3\u30c8\nprojects\/<\u30d7\u30ed\u30b8\u30a7\u30af\u30c8ID>\/locations\/global\/phraseSets\/<\u30d5\u30ec\u30fc\u30ba\u30bb\u30c3\u30c8ID>

6. テナントの[オプション] > [Tenant Options]画面を開き、音声認識の設定をします。

   [Google Speech-to-Text 設定]
   [サービスアカウントキー (ノート)]：サービスアカウントキーを設定しているノート名
   [バージョン]：音声認識APIバージョン(v1／v1p1beta1／v2)
   [認識ツール]：使用する認識ツール。v2を使用する場合は以下のフォーマットで設定。<プロジェクトID>はGoogleコンソールでプロジェクトの詳細を確認。
                "projects/<プロジェクトID>/locations/global/recognizers/_"
   [言語]：音声認識言語(日本語／英語(アメリカ))
   [モデル]：音声認識モデル。設定しない場合、v1,v1p1beta1の場合は"default"、v2の場合は"long"。
            モデル名は以下を参照
            v1,v1p1beta1, v2
   [フレーズセット]：音声認識に使用するフレーズセット。使用する場合は以下のフォーマットで設定。<フレーズセット名>はGoogleコンソールで登録したフレーズセット名。
                    "projects/<プロジェクトID>/locations/global/phraseSets/<フレーズセット名>"

7. 設定を反映するために、OSまたはtomcatを再起動します。

IVR