コンファームコール
コンファームコールとは、着信を受けた時、パスワードなどをダイヤルを押さないと応答できないようにする機能です。
設定方法
- [PBX] > [ガイダンス]画面を開き、[名前]に「confirmcall」と入力して、音声ファイルをアップロードします。
- [PBX] > [ARS]画面を開き、新しいARSルートを作成するか、または、コンファームコールの設定を既存のARSの外部発信ルートに追加します。
- ARSの「パターン – OUT」で、手順1でアップロードしたガイダンス名を[デプロイパターン]の[Confirm]に設定します。ガイダンス名は中括弧”{“と”}”で囲む必要があります。この例では、[Confirm]に{confirmcall}を設定します。
※[Confirm]に「{confirmcall}{name:&f1}を設定した場合、着信者はガイダンスの後に、発信者の名前(利用可能な場合)、または、発信者の電話番号を聞くことができます。この例では、「sip:(.+)@」のように、マッチングパターンの[From]を設定する必要があります。
- [Confirm]の右隣にある[Key]に確認キーの値を設定します。キーの初期値は「5」です。
使い方
コンファームコールの設定をしたARSを使用して外部発信を行います。着信者が通話に応答すると、まず「confirmcall」のガイダンスが流れます。着信者はガイダンスが終了する前に電話機から確認キー「5」を押すと、発信者と接続され通話が成立します。
着信者がガイダンスが終了する前に確認キーを押さなかった場合、または、確認キーを押さずに切断した場合は、着信を拒否したことになります。
利用ケース
- 着信を外線転送して携帯電話で着信を受けた場合、発信者番号を画面に表示できないために、発信者番号を読み上げてほしい。また番号によっては拒否したい。
- 着信を外線転送して携帯電話で着信を受ける設定にしている場合、取れない時に携帯電話の留守番電話に行っても応答したことにせず、Brekeke PBXの留守番電話に録音されるようにしたい。
- 会社の電話を自宅の電話に転送しているが、子供が応答してしまうと困るので、数桁の番号を入力しないと応答できないようにしたい。