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転送

転送機能によって、着信した通話をオペレーターや携帯電話といった他の電話に転送することができます。すべての着信の転送、または、一定の条件(話中など)時に転送などを設定することができます。
これらの設定は、ユーザーメニューの[着信設定] > [転送先]で行うことができます。

 

1. 複数の端末への転送

ここでは、ユーザー301宛ての着信がユーザー300にも転送する例を説明します。

  1. ユーザー301の[他の転送先*]に転送先を入力します。ここではユーザー「300」を入力します。
  2. 301へ電話を掛けます。ユーザー300と301の両方に登録されている端末が鳴ります。

 

2. 不応答時の転送

着信時にその端末で一定時間誰も応答しなかった場合、電話をどこに転送するかを設定できます。(端末の呼び出し時間は、[転送先] > [呼びだし時間(秒)で設定できます。)
ここでは、301への着信が不応答の場合にユーザー300へ転送する例を説明します。

  1. ユーザー301の[転送先] > [転送先(不応答)]にユーザー「300」を入力します。
  2. ユーザー301が[呼びだし時間(秒)]に設定された時間内に応答しなかった場合、この着信はユーザー300へ転送されます。

 

3. 話中時の転送

回線がビジー(話中)の時に着信した通話をどこに転送するかを設定できます。
ここでは、ユーザー301が通話中に着信した通話をユーザー300に転送する例を説明します。

  1. ユーザー301の[転送先] > [転送先(話中)]にユーザー「300」を入力します。
  2. もし、ユーザー301の端末が「486  Busy Here」、または、他のエラーレスポンスを返した場合、通話はユーザー300へ転送されます。

 

4. スケジュールされた転送

この機能は、営業時間外に着信した通話など、あらかじめ通話を転送するスケジュールを作成するのに便利です。

ここで説明する例では、営業時間内の内線番号5555への着信は、内線番号1002(自動受付)に転送されます。営業時間後、発信者は内線番号1003に転送されるようスケジュールされており、発信者には「オペレーターと話すには、通常の営業時間内に電話をしてください。通常の営業時間は月曜日から金曜日、午前9時から午後6時です。」というメッセージが流れます。

  1. IVRの内線番号1003(オートアテンダント)を作成し、作成した時間外用の応答メッセージを[応答メッセージ]からアップロードします。
  2. [内線番号] > [スケジュール]画面を開き、[新規スケジュール作成]ボタンをクリックします。
  3. 以下を入力後、保存します。
    [内線番号]:5555
    [デフォルト転送スケジュール] > [転送先] > [転送先]:1003
  4. [スケジュール]画面の右側にある[転送スケジュールを追加]ボタンをクリックします。
    [転送スケジュール 1]を次のように設定します。
    [転送] > [転送先] > [転送先]:1002
    [条件]タブをクリックし、[日時]を次のように設定します。
    [期間]:開始、および、終了の日付を入力します。
    [日付]:第1週~第5週までのチェックボックス、および、月~金のチェックボックスにチェックを入れます。
    [時間]:チェックを入れ、9:00~18:00を設定します。
    入力完了後、[保存]ボタンをクリックします。
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