Brekeke PBX Wiki

  1. Brekeke PBX とは
  2. セキュリティ
  3. アップデート、アップグレード
  4. コンフィグレーション
    1. インストール
    2. システムとユーザーの管理
    3. ネットワーク
    4. Brekeke PBX管理ツール
    5. PBX機能
      1. ARS
        1. ルート設定 / ルートテンプレート
        2. ルート変数
        3. チュートリアル / サンプル
          1. ARSルートの管理
          2. VoIPゲートウェイを使用したPSTN回線への接続
          3. Internet Telephony Service Providers(ITSPs)への接続
          4. 楽天コミュニケーションズ IP電話サービスへの接続
          5. ARSアウトバウンドルートのフェイルオーバー設定
          6. ARSルートにおけるリソース設定
          7. ARSルートにおけるグループ設定
          8. ARSでのCPS管理
          9. 発信者番号非通知を拒否する
          10. 3xxレスポンスによるリダイレクト
          11. ARSによるAlert-Infoヘッダーの設定
        4. ARSデフォルトプラグイン
      2. 外線設定
      3. オートアテンダント
      4. ラインキーとファンクションキー(BLF, SCA, その他)
      5. 留守番電話
      6. コールバック
      7. 転送
      8. コールハンティング
      9. コールピックアップグループ
      10. 会議通話
      11. コンファームコール
      12. ビデオ通話
      13. ページング
      14. 端末ID (Phone ID) 使用方法
      15. グループ着信
      16. SRTP
      17. プラン切替
      18. 保留音の変更方法
      19. テナント別カスタマイズログイン画面
      20. ガイダンス用ファイルを電話機から簡単に録音する方法
      21. レジスタ間隔の変更
      22. Web Phone / Brekeke Phone
      23. 音声合成 (Text to Speech)
    6. 冗長化
  5. Zohoとの連携
  6. アドオン
  7. トラブルシューティング
  8. トレーニングビデオ
  9. バージョンアップデート
  10. 開発者ガイド
  11. ユーザーガイド

ARSルートにおけるリソース設定

シェアードコールアピアランス(SCA)用のARSルートを作成する場合、[リソース]を利用することで、Brekeke PBX SCAユーザーは、より多くのARSルートを選択することができます。

以下のようにして、ARSテンプレートとBrekeke PBXユーザーを準備して、シェアードコールアピアランスを有効にした端末をユーザーに割り当てます。

ルートテンプレート
[一般]
ルート名 outbound
テンプレート チェック
ラインキー チェック
リソース &v9

 

[パターン – OUT]
OUT – 1 マッチングパターン デプロイパターン
優先度 &v1 From From
最大
セッション数
&v2 To sip:([0-9]{7,25})@ To sip:&t1@&v3

 

変数設定
ルート名 v1 v2 v3 v9
1 90 1 192.168.200.10 gw
2 90 -1 192.168.200.20 itsp
3 100 1 192.168.200.30 gw

 

Brekeke PBX SCAユーザー

ユーザー:300
[設定] > [リソースマップ]
line/1=gw/1
line/2=gw/2

 

ユーザー:301
[設定] > [リソースマップ]
line/1=gw/1
line/2=itsp/1

 

ユーザー300が共有回線1(line/1=gw)を利用して電話機から発信すると、Brekeke PBXは「gw」とリソース設定されたルートの中からルート「outbound*1」を選択し、通話は192.168.200.10のIPアドレス宛てに送信されます。

ユーザー300が通話中に、ユーザー301も共有回線1(line/1=gw)を利用して発信すると、Brekeke PBXは「gw」とリソース設定されたルートの中で次の優先度を持つルート「outbound*3」を選択し、通話は192.168.200.30のIPアドレス宛てに送信されます。
この理由は、リソース「gw」を持つルート「outbound*1」は[最大セッション数]の変数v2に「1」が設定されており、ユーザー300からの1つのセッションが既にこのルートを使用しているため、Brekeke PBXはユーザー301のアウトバウンド用のルートとして、「outbound*3」のルートを採用しています。

ユーザー301が共有回線2(line/2=itsp/1)を利用して発信すると、Brekeke PBXは「itsp」とリソース設定されたルートの中からルート「outbound*2」を選択し、通話は192.168.200.20のIPアドレス宛てに送信されます。

 

Yes No
Suggest Edit