他のエージェントのステータスを表示する
エージェントウィジェットを利用して他のエージェントのステータスを確認することができます。 (Brekeke CIM version 2.7.5.10.14178 以降で利用可能。)
他のエージェントのステータスをウィジェットに表示させるためにはアドバンスド オプションの設定が必要です。以下のパラメーターを Brekeke CIM の [管理メニュー] > [設定] > [アドバンスド オプション]に設定します。
tenant.<tenant name>.widget.show.call.to.agent.filter=[JSON]
このパラメーターを利用してステータスを表示させるエージェントをフィルタします。
フィルタの条件に合致したエージェントのステータスがウィジェットに表示されます。
JSON (Object Array)の設定
[{Key1: value1, Key2: value2,…},{}…]
- {}で囲まれたオブジェクト内の各パラメータは”AND“結合として評価されます。
- オブジェクト間は”OR” 結合として評価されます
- オブジェクト内のフィルタ条件はkey-valueペアで記述されます。
- 各値(value)には正規表現が利用可能です。
オブジェクト内に設定可能なKeyのリスト:
Key | 説明 |
groupId | グループID |
agentId | エージェントID |
agentAcd | エージェントがアサインされているACD |
agentState | エージェントステータス 受付可:1, 休憩中:2, 通話中:3, 後処理:4, ワーク:5 |
agentStateReason | エージェントステータスに紐づけられたリーズンコード。リーズンコードは [グループ] >[リーズンコード] 画面から設定できます。 |
設定例: 1
各エージェントのウィジェットでは「現在のステータスが”1. 受付可“もしくは”2.休憩中“、かつACD “acd1“にアサインされているエージェント」のステータスが表示されます。またこの設定はテナント”demotenant1“にのみ適用されます。
tenant.demotenant1.widget.show.call.to.agent.filter=[{"agentState": "[1,2]","agentAcd":"^acd1$"}]
設定例: 2
各エージェントのウィジェットでは「ACD “acd1″にアサインされているエージェント」または「現在のエージェントステータスのリーズンコードが”Lunch”のエージェント」が表示されます。またこの設定はテナント”demotenant1“にのみ適用されます。
tenant.demotenant1.widget.show.call.to.agent.filter=[{"agentAcd":"^acd1$"},{"agentStateReason":"^Lunch$"}]
他のエージェントのステータスを表示させるためのフィルタ条件は各ユーザー単位で設定することも可能です。その場合、各ユーザーの[設定] > [拡張パラメータ]フィールドにフィルタ条件を設定します。
ステップ 1. 各ユーザーの[拡張パラメーター]フィールドはデフォルトでは表示されていません。フィールドを表示させるため、以下のパラメーターをBrekeke CIMの [管理メニュー] > [設定] > [アドバンスド オプション] に追加します。
cim.user.extended.parameter.enabled = true
Step 2. 各ユーザーの[設定] 画面に [拡張パラメータ]フィールドが表示されます。
[拡張パラメータ]フィールドにおいて、以下のパラメーターを使用してフィルタ条件を設定します。フィルタ条件(右辺)の設定方法は前述した内容と同様です。
widget.show.call.to.agent.filter = [JSON]